あまりにケガ多すぎ…。現役の「ガラスの天才」(6)チェルシー不振の一因? 今季わずか8試合出場の才能
サッカー選手は常に怪我と隣り合わせだ。1つの怪我でキャリアを棒に振ってしまう選手もいれば、何度も大怪我を負いながらもその逆境を乗り越えて長く活躍する選手もいる。今回は世界最高級の才能がありながらも、怪我に苦しむキャリアを歩んでいる現役の”ガラスの天才”を紹介する。
FW:クリストファー・エンクンク(チェルシー/フランス代表) 生年月日:1997年11月14日 今季リーグ戦成績:8試合2得点0アシスト 今シーズンのチェルシーが苦しんだ要因の一つが開幕前からの怪我人続出である。特に補強の目玉でもあったクリストファー・エンクンクのプレシーズンでの負傷離脱は、チームの攻撃陣に大きなダメージをもたらした。 このフランス代表FWはライプツィヒでプレーしていた昨シーズンにブンデスリーガで16ゴールを決めて得点王のタイトルを獲得している。しかし、出場試合数を見ると25試合にしか出場しておらず、外側側副靱帯断裂と肉離れの大怪我を負った中での快挙達成だった。 こうした前例から昨夏に加入したチェルシーでも負傷癖が懸念されていたが、この悪い不安が的中する。膝の負傷で開幕前から11月までの長期離脱を余儀なくされると、そこからコンディションを上げるのにも苦戦して、新天地デビューは12月にまで先延ばしに。ようやく試合に出場し始めたかと思われたが、1月に股関節の怪我を負い、3月にはハムストリングを負傷。この3度の負傷離脱から今シーズンはプレミアリーグで8試合にしか出場することができておらず、本領を発揮できないまま1年目が終わろうとしている。
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