スーパーはくとがコナン駅に一日限定乗り入れ 智頭急行開業30周年記念
JR西日本と智頭急行が運行する特急「スーパーはくと」が1日、北栄町にあるJR由良駅(愛称・コナン駅)に一日限定で乗り入れた。駅のホームでは、平井伸治知事や手嶋俊樹町長ら関係者が記念品を配るなどして乗客を歓迎した。 智頭急行の開業30周年を記念した特別乗車プラン。コナンの聖地観光が楽しめる「『まんが王国とっとり』満喫コース」と、観光列車あめつちやスーパーはくとの先頭車両などを見学できる「後藤総合車両所鳥取支所見学コース」があり、同駅に到着後、それぞれの日程で鳥取観光を楽しむ。 午後1時ごろ、スーパーはくとが同駅に到着すると、関係者らが「北栄町へようこそ」と書かれた横断幕を掲げ、下車した乗客38人を出迎えた。兵庫県伊丹市から会社の同僚らと訪れた入江友香さんは「コナン君に会いに来た。これから青山剛昌ふるさと館に行く予定。北栄町巡りを楽しみたい」と息を弾ませた。 平井知事は「コナン列車がコナン駅へやってコナン(来ない)かな」と得意の駄じゃれを交えて延伸を期待。手嶋町長は「念願がかなった。コナンファンだけでなく地元も楽しみにしているので、(運行が)定期的になれば」と願った。
日本海新聞