更新料を支払うのはもったいない…と引っ越しを繰り返す友人。「引っ越し代」でかえって大損していませんか?
引っ越し代の方が高くても引っ越した方がよいと感じるケースとは?
費用面だけで判断するのであれば、引っ越さずに更新料を支払った方が安く済む可能性が高くなります。しかし、それ以外にも引っ越しを検討する理由がある場合は、今より安い家賃の物件に引っ越すなどの方法を考えてもよいかもしれません。 例えば「駅から遠くて通勤時間が長いので改善したい」「狭くて生活しづらいので広い部屋に住み替えたい」など、今の暮らしに不満を感じているのであれば、更新のタイミングで引っ越すことも検討してみましょう。
更新料を支払うより引っ越した方が高くつく可能性がある
賃貸物件に住んでいると、決められた契約期間ごとに更新料が発生する場合があります。相場としては家賃の1~2ヶ月分程度といわれているため、支払いがもったいないと感じて引っ越しを検討する人もいるかもしれません。 しかし、引っ越す場合は家賃の6ヶ月分程度といわれる「初期費用」がかかるほか、引っ越し業者に依頼するための費用もかかります。そのため、更新料を支払ってそのまま住み続けた方が安く済む可能性が高いでしょう。 もちろん「それでも引っ越したい」と感じる理由がある場合は別なので、更新料を支払う前によく考えてみることをおすすめします。 出典 国土交通省 民間賃貸住宅に関する相談対応事例集(再改訂版) 第2章 入居中 1.更新 (1)更新の定義(27ページ) 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部