J1川崎 鬼木監督ラストのACLEへ「突破する可能性を高めて次のシーズンに」「自分の役割を果たしたい」
J1川崎の鬼木達監督(50)とMF河原創(26)が3日、ホームで4日に行われるACLE東地区1次リーグ・山東(中国)戦へ向けた前日会見に出席。今季限りで退任が決まっている鬼木監督は川崎での最後のACLEで必勝を誓った。 今年最後のACLEの試合だが、大会は来年以降も続けられていく。アジア制覇に強い思いを示してきた鬼木監督だけに川崎では最後となるACLEの戦いに「もちろん、この先も戦いたかったという思いはある」と本音ものぞかせる場面も。 それでも「今自分にやれること、やるべきことは少しでもACLの予選(1次リーグ)を突破する可能性を高めて次のシーズンに頑張ってもらうところだと思う。自分の役割をしっかり果たしたい」と力強い言葉で山東戦での勝利を誓った。 山東は2月の前回大会の決勝トーナメント1回戦で、アウェーでの第1戦を勝利しながらホームで逆転負けを喫して敗退となった相手。鬼木監督は「悔しい思いをさせられた相手。同じ思いはしたくない。目の前の相手を倒していくのが自分のスタイル。それは最後の最後まで貫き通したい」と雪辱を誓った。