サウジ非石油部門PMI、11月は59.0 昨年7月以来の高水準
[アブダビ 3日 ロイター] - サウジアラビアの11月のリヤド銀行・非石油部門購買担当者景気指数(PMI、季節調整済み)は59.0と、10月の56.9から上昇し、昨年7月以来の高水準となった。旺盛な需要が背景。 4カ月連続の上昇。好不況の分かれ目となる50を大幅に上回った。 新規受注指数は10月の62.5から63.4に上昇。顧客基盤や投資の拡大が背景。 リヤド銀行のチーフエコノミスト、ナイーフ・アルガイス氏は「生産と需要の加速を背景に力強く拡大した。石油価格の変動に左右されずに経済活動に貢献できる非石油部門の能力の高まりを反映している」と述べた。 生産指数は10月の60.2から63.8に上昇。雇用増加ペースも加速した。 今後1年間の事業見通しは10月から悪化したものの、今年の平均並みとなった。