秋の風物詩「月見商戦」が過熱 新商品が続々登場!年間100個月見バーガーを食べる人が“月見愛”を熱弁「人生以上の何か」
「月見バーガー」の歴史と熱烈なファン
月見バーガーの歴史をひもとくと、日本マクドナルドが1991年に発売した「月見バーガー(290円税別)」が元祖と言われています。 開発当時、バーガーに入っているとうれしいと感じる人気食材を調査したところ、たまごが人気という結果に。そこから、たまごを使ったバーガーの開発が始まり、たまごが安定的に供給される秋に出す商品を開発したということです。 当初、開発メンバーは名前を「ベーコンチーズエッグバーガー」と考えていたが、試食会で当時の社長・藤田田氏はバーガー食べるとしばらく黙り込み、突然こう叫んだそうです。 「これは月見バーガーや!」 まんまるなたまごから「お月見」を連想し、秋の商品ということで「月見バーガー」と名付けられました。 そんな、マクドナルドの「月見バーガー」に魅せられ、年間月見バーガーを100個食べるという“名物”月見バーガーファンの女性は、月見期間中の約1カ月半の食事は、朝・昼・夜の3食月見バーガー!「99%月見バーガーしか食べない 1%サラダなど」と話します。 月見バーガーの期間前には、必ず部屋の掃除と冷蔵・冷凍庫の中身を全部からにして、月見バーガー以外食べないという意思表示をするといいます。 なぜそこまでして食べ続けられるのか聞いたところ、「月見バーガーが売られなくなると困るから、毎年買い続けている」といい、発売日初日のきょうは有休を取って月見バーガーを買いに行くそうです。 MC谷原章介: きのうから、小室さんが月見バーガーでテンション上がっちゃって。 小室瑛莉子アナウンサー: そうなんです~、谷原さんと「あそこバーガーがおいしそうですよ」って話をずっとしていて。やっぱり、月見バーガーの季節って秋が来たという感じがするんです。わくわくして秋への楽しみが月見商戦の楽しみに変わっている気がします。 ――月見商戦がここまで広がったきっかけや理由はあるのでしょうか? 月見文化研究家 渥美まいこ氏: やはり、コロナ禍の影響で大きな秋商戦だったハロウィーンが若干落ち着き始めたというところもありまして、そこから秋の始まりとしてのお月見に注目が集まっているというところがあります。 倉田大誠アナウンサー: 皆さまも、中秋の名月の前に「月見」楽しんでみてはいかがでしょうか。 (『めざまし8』 2024年9月4日放送より)
めざまし8