【ベラトール】「一体どうなっているんだ!」ピットブルら王者たちが不満!その内容とは
25日(月)Bellator世界フェザー級王者のパトリシオ・ピットブル(ブラジル)が自身のXを更新し、全く試合が組まれないとして契約先のPFLへの不満を話した。Bellatorは23年11月にPFLに買収されており、今年開催された興行は全てPFLが運営していた。 【動画】前戦で見せたピットブルのKOシーン!しかし試合は現在も決まらず ピットブルは「2月から試合をしていない。今年は3回試合をしたかったんだけど、12月31日まで待たないといけないと言われ、ネットで対戦相手が他の選手と戦うことを知ったんだ。その後、代わりの選手が決まり、僕は人を連れてきてファイトキャンプでお金を使った。しかし、その試合も無くなってしまった」と2度も試合が流れていたという。 続けて「なぜどこか別の場所で大会を開催しないのか?ファイターに少なくとも年に2試合の試合をさせないような団体はどこにある?これは間違っている。私たちには答えが必要であり、ファイターとファンが尊重される必要がある。これはゲームでも単なるビジネスでもない。真剣なプロモーションなら、ファイターが健康であれば、少なくとも年に3回は戦うチャンスを与えるはずだ」と運営しているPFLへの不満を述べ、回答を求めていると話した。 他のBellator選手たちも同様に不満を述べている。Bellator世界バンタム王者パトリック・ミックス(アメリカ)は「僕はこの半年間、無駄にトレーニングを積んできた。キャリアの全盛期なのに、11月の試合がキャンセルされて悔しいよ。そしてまた、1月のドバイ大会から外されると言われているんだ。僕は世界最強で、それを証明するために戦いたいんだ」とパトリシオ同様に中々試合が組まれないようだ。 ミックスは日本時間11月17日に『Bellator Champions Series: Paris』にて防衛戦を行う予定だったが、大会自体が中止となったため試合が無くなってしまった。 またミックスと対戦予定だったレアンドロ・イーゴ(ブラジル)も、ミックスの投稿を引用し「これはとても悔しいことだ。2試合連続のキャンセルで、いつ戦えるかまったくわからない。この試合は時間が勝負だから、無駄にするわけにはいかない。私はタイトルを取るために、お金と汗と血を使って頑張っている。一体どうなっているのか」とキャンセルが続き、代わりの試合も組まれないことに不満を述べた。 来年1月25日には『ROAD TO DUBAI CHANPIONS SERIES』にてライト級王者のウスマン・ヌルマゴメドフ(ロシア)が防衛戦を行うが、ピットブルら他のファイターたちの参戦にも期待したい。