東京マーケット・サマリー(20日)
■レートは終値(前日比または前週末比)、安値─高値 <外為市場> ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円 午後5時現在 156.81/156.85 1.0382/1.0384 162.83/162.84 NY午後5時 157.43/157.45 1.0362/1.0364 163.13/163.17 午後5時のドル/円は、前日ニューヨーク午後5時と比べてドル安/円高の156円後半で推移している。日銀の利上げ観測後退などを手掛かりにドルは一時5カ月ぶり高値を更新したが、7月に付けた38年ぶり高値となる160円台が次第に迫ると介入警戒感が強まり、加藤勝信財務相らのけん制発言も急速な円安に歯止めをかけた。 <株式市場> 終値 前日比 寄り付き 安値/高値 日経平均 38701.90 -111.68 38950.28 38,701.90─39,039.68 TOPIX 2701.99 -11.84 2722.35 2,701.99─2,728.27 プライム市場指数 1390.57 -6.10 1401.58 1,390.57─1,403.98 スタンダード市場指数 1245.88 -3.19 1250.41 1,245.88─1,252.89 グロース市場指数 802.31 -7.72 810.16 802.17─813.02 グロース250指数 624.89 -5.96 631.20 624.65─633.58 東証出来高(万株) 271931 東証売買代金(億円) 57153.43 東京株式市場で日経平均は、前営業日比111円68銭安の3万8701円90銭と、6日続落して取引を終えた。日米の中銀会合を終えて新規材料が不足する中、週末前で買いも入らず明確な方向感は出なかった。一方、日銀の政策金利据え置きを受けて不動産株が買われたほか、円安で自動車株もしっかりだった。 プライム市場の騰落数は、値上がり571銘柄(34%)に対し、値下がりが1021銘柄(62%)、変わらずが51銘柄(3%)だった。 <短期金融市場> 無担保コール翌日物金利(速報ベース) 0.227 ユーロ円金先(24年12月限) ─── 3カ月物TB 0.135 (+0.020) 安値─高値 0.135─0.135 無担保コール翌日物の加重平均レートは、速報ベースで0.227%になった。前営業日(0.227%)から横ばい。「引き続きビッドサイドの資金調達ニーズが強かった」(国内金融機関)との声が聞かれた。 <円債市場> 国債先物・25年3月限 142.47 (+0.33) 安値─高値 142.37─142.72 10年長期金利(日本相互証券引け値) 1.050% (-0.030) 安値─高値 1.080─1.030% 国債先物中心限月3月限は、前営業日33銭高の142円47銭と大幅反発して取引を終えた。10年最長期国債利回り(長期金利)の引け値は、前営業日比3bp低下の1.050%。取引序盤には1カ月ぶり低水準の1.030%を付ける場面もあった。日銀の早期利上げ観測が後退し、金利は中期ゾーン主導で低下した。