スズキ、新型「DR-Z4S」「DR-Z4SM」 400ccクラスのデュアルパーパスとスーパーモト「EICMA 2024」で発表
スズキは11月5日、イタリア・ミラノで開催される二輪ショー「EICMA 2024(ミラノショー)」(11月5日~10日開催)において、水冷4サイクルの単気筒DOHC 398cm3エンジンを搭載するデュアルパーパスモデルの新型「DR-Z4S」とスーパーモトモデルの新型「DR-Z4SM」を発表した。 【画像】新型「DR-Z4S」 新型「DR-Z4S」は2025年4月より、新型「DR-Z4SM」は2025年5月より北米・欧州を中心に各国で順次発売される。 新型「DR-Z4S」は、街乗りから本格的なオフロードまで幅広く楽しめるデュアルパーパスモデル。新型「DR-Z4SM」は、日常使いからサーキット走行まで多様なライディングを楽しめるスーパーモトモデル。外観は、アグレッシブなスタイリングデザインに加えて、LED灯火類やLCDメーターを備えるなど先進的な印象とした。 新型「DR-Z4S」のタイヤは、フロント:80/100-21M/C 51P、リア:120/80-18M/C 62P、新型「DR-Z4SM」ではフロント:120/70R17M/C 58H、リア:140/70R17M/C 66Hと、それぞれに最適なタイヤ、ディメンションを採用したことで、デュアルパーパスモデル、スーパーモトモデルとして高い走行性能を発揮。 新搭載の電子制御システムS.I.R.S.(スズキインテリジェントライドシステム)には、G(グラベル)モードを含むトラクションコントロール、SDMS(スズキドライブモードセレクター)、解除モード付ABSを採用し、ライダーのスキルや路面のコンディションに応じた多様なライディングを可能にするという。 両モデルともに水冷4サイクルの単気筒DOHC 398cm3エンジンを搭載、軽快なハンドリングや低速から高速までスムースなエンジン特定を犠牲にすることなく、各国の排ガス規制、騒音規制、ブレーキ規制に対応させた。 同社代表取締役社長 鈴木俊宏氏は「スズキの二輪事業は1952年に参入して以来、『お客様の立場になって価値ある製品を作ろう』という社是に基づいて展開してきました。今後も二輪業界の発展に全力で取り組み、お客様の望む魅力的な二輪車を提供し続けるとともに、二輪事業のさらなる成長を追求していきます」とコメントしている。
Car Watch,編集部:椿山和雄