常願寺川中州で一時孤立 40代男性、4時間後にヘリ救助
●富山の山間部、「川が増水」と通報 14日午後6時20分ごろ、富山市小見(旧大山町)の常願寺川で釣りをしていた40代男性から「川が増水して中州に取り残された」と119番通報があった。川の増水が激しく、救助活動は難航したが、富山県警ヘリ「つるぎ」が出動し、午後10時10分ごろ、男性は救助された。市消防局によると、けがはなく、命に別条はないという。 【写真】富山県警ヘリで救助される男性 市消防局によると、男性の姿は目視で確認できていた。中州に取り残されたのは男性1人だった。 現場では消防隊員や警察官ら約30人が集まり、ゴムボートを使い救助活動を進めた。橋の上から中州をライトで照らし、夜間の救助活動を続けた。左岸には救急車が待機した。 現場は本宮砂防堰堤付近の山間部で富山市小見小近く。立山町との市境に位置する。