9月21日から始まる「秋の交通安全県民運動」を前に、福岡県内各地で交通事故ゼロ、そして死者ゼロを呼びかけるキャンペーンが開かれました。 20日朝、福岡市・天神の新天町商店街で開かれた交通安全キャンペーン。

「オクラ」と「ナス」を配布

警察官やJAの関係者などが配っていたのは、「スピードを『オクラ』せ事故ナッシング」のキャッチフレーズにあわせた「オクラ」と「ナス」です。 JAから提供を受けたもので、運転速度を落とすことや早めのライト点灯、それに飲酒運転の撲滅など、交通安全県民運動の重点目標について呼びかけを行いました。 ◆中央警察署 交通第一課　今富康次 課長 「これから暗くなる時間が早くなりますので、運転する方はスピードを遅くしてライトを早めにつけて事故防止に努めていただきたい」

アナウンサー6人が交通安全大使に任命（20日、福岡・久留米市）

一方、久留米市では、県内のテレビ局のアナウンサー6人が交通安全大使に任命され、交通安全宣言を読み上げました。

呼びかけの様子（20日、福岡市・天神　新天町商店街）

◆TNC　津野瀬果絵アナウンサー 「車を運転する時は早めのライト点灯とハイビームの活用を心がけ、横断歩道を横断しようとする歩行者がいる場合は必ず横断歩道の手前で停車します」 今年の県内の交通事故は、19日時点で1万3211件（前年比－988件）、死者は66人（前年比－6人）で、いずれも去年と比べ減少していますが、警察では引き続き交通事故防止に全力を上げるとしています。