最も集客したクラブは? Jリーグ観客数ランキング11~20位。J1~J3全60クラブの上位につけるのは【2023年】
16位:ベガルタ仙台 ホームスタジアム:ユアテックスタジアム仙台(収容可能人数:1万9526人人) 平均入場者数:1万1215人 J1も経験しているベガルタ仙台は今季、J2で16位と低迷してしまった。この理由は中盤から後半戦にかけての失速だろう。第20節から第30節までの約2ヶ月間勝利なしという状況が続いた。J1昇格を狙っていた仙台だったが、今季は1度もプレーオフ(PO)圏内の6位以上に入ることなくシーズンを終えた。 仙台の本拠地は、WEリーグのマイナビ仙台レディースもホームスタジアムとして使用するユアテックスタジアム仙台だ。今季最低の来場者数だったのは、9月30日のロアッソ熊本戦で8740人。しかし、今季は1万人を下回ったのが21試合中わずか7試合とコンスタントに多くの観客を集めたと言える。 最多来場者数を記録したのは第13節のモンテディオ山形戦で1万5163人。この試合の勝利から5試合負けなしとなり、チームの調子も上向きになった。今季は16位という成績で終えた仙台だったが、来季は多くの観客を背にJ1復帰を目指したいところだ。
15位:湘南ベルマーレ ホームスタジアム:レモンガススタジアム平塚(収容可能人数:1万5380人人) 平均入場者数:1万3161人 湘南ベルマーレは今季、開幕戦でサガン鳥栖に5-1で勝利するも、第10節のヴィッセル神戸戦から悪夢の6連敗。第21節まで白星なしという苦しい時期を経験した。第18節から28節終了まで最下位に位置していた湘南ベルマーレだったが、第29節のセレッソ大阪戦で勝利し、そこから5試合負けなし。第33節の横浜FCとの直接対決を1-0で制してJ1残留を決めた。 レモンガススタジアム平塚でのホーム戦では、安定した来場者数を記録。1万人を超えたのは12試合で、同スタジアムでの最多来場者数は1万2653人だった。 今季のホームゲームにおいて最多来場者数を記録したのは、国立競技場での開催だった第28節の川崎フロンターレ戦。0-2の敗北を喫したが、24年ぶりの国立開催で過去最多となる5万4243人が集まった。記録的な人数を集められるチームだけに、来季以降は残留争いではなく上位争いをしている姿を期待したい。