――M-1が過熱していく一方、今後さらに多種多様なエンターテインメントが発展していくと考えられます。漫才が芸能の一つとして存続していくために、くるまさんにはどんなことができるか、何か考えはありますか。 それは草の根活動しかないんじゃないですかね。僕らの人気が出て、漫才を知らない若い世代にもタレントとしての認知度を上げて、YouTubeなどを入り口にして、この人たち漫才っていうものもしてるんだ、と知ってもらって劇場に足を運んでもらう、ということですかね、僕個人としては。まあ、漫才の会社である吉本興業が、ある限りは、漫才は不滅だな、という風に、思いますね、はい。師匠もいますし、三菱商事の力も借りてね、世界中に漫才を振りまいてください、はい。 ――ありがとうございます（笑）。今年は本の出版をはじめ、さまざまなジャンルのお仕事に挑戦されたかと思います。今後挑戦したいお仕事があれば教えてください。 もともと憧れがあったお芝居とか演技とかは、機会があったらやらせていただきたいなと思いますね。あとは地引網ロケですかね。やっぱり地引網ロケがいちばん好感度上がるんで。 [文]辰巳出版 協力:辰巳出版　辰巳出版 Book Bang編集部 新潮社