自民党総裁選が告示 党員向けに約1万5000枚の投票用紙を発送【長野】
岸田総理の後継は誰なのか。自由民主党総裁選が12日告示されました。 一方、立憲民主党も代表選の真っ最中。11日北信越ブロックの候補者討論会がありました。 これまでで最多となる9人が立候補した自民党の総裁選。国会議員票に加えて全国の党員投票によって新しい総裁が選ばれます。 党の県連事務所では県内の党員に向け、約1万5000枚の投票用紙を発送する作業がありました。投開票は27日です。 ■自民県連選挙管理委員会・依田明善副委員長 「それぞれ県会議員にも思いがあるし、党員のみなさんもこれから候補者の主張を聞きながら判断してもらえると思う。我々も公平公正に選挙を進めていきたい」 今回立候補した9人のうち2人が女性です。長野駅前で道行く人に総裁選について聞いてみると…。 ■60代女性 「女性が総理大臣を目指せる環境になってきたのは素晴らしい。2割ぐらいいる、すごいよね。名誉や地位に固執せず庶民感覚をもって労働者、汗水垂らしている人に報いてほしい」 新しい総裁に期待することは? ■10代男性 「国民が納得できる形で説明できる人がいい」 ■50代男性(東京から) 「やっぱり裏金問題とか多いので、そういったものを払拭してくれる」 国民が信頼できる人に総裁選で勝ってほしい一方、厳しい声も。 ■60代男性 「福祉とか介護がいま壊れちゃっているので。自民党がやってたんじゃ駄目でしょう。もう交代してもらいたい。(野党を)結集できればいいと思います」 一方、立憲民主党は11日、代表選に立候補している4人が石川県に入り、能登半島地震の被災地を訪問。その後、北信越ブロックの候補者討論会がありました。 ■立憲民主党・吉田晴美 衆院議員 「手を挙げて頑張りたい人がいるならチャンスがあるんだよ。これが多様性」 立憲民主党代表選挙の投開票は23日に予定されています。