野洲市の住宅で息子が首を絞められて死亡 父親を殺人容疑で逮捕「息子の介護に疲れて一緒に死のうと思った」と容疑認める
7日、野洲市内の住宅で、父親と息子が首を絞められたような跡がある状態で見つかり、その後、息子が死亡した事件について、警察は8日、父親を殺人の容疑で逮捕しました。父親は「息子の介護に疲れて一緒に死のうと思った」と容疑を認めています。殺人の容疑で逮捕されたのは、野洲市西河原に住む会社役員の父親・82歳です。警察によりますと、7日の午前7時ごろ、自宅で父親と息子・50歳の2人がともに首を絞められたような痕がある状態で倒れているところを母親が発見し、2人は病院に搬送されましたが、その後、息子の死亡が確認されました。警察は、父親の回復を待ち、事情を聴いたところ、「息子の首を絞めて殺したことに間違いない。息子の介護に疲れて一緒に死のうと思った」と容疑を認めているということです。警察は殺害日時を不詳としていて、今後、司法解剖を行い、死因などを詳しく調べるとしています。
びわ湖放送