アンチェロッティを絶対的に信頼するレアル・マドリー、この冬には右SBをプレゼントへ…最有力候補はA=アーノルドと西紙報道
レアル・マドリー首脳陣は、カルロ・アンチェロッティ監督は絶対的に信頼しているようだ。スペイン『マルカ』が報じている。 今季、MFトニ・クロースの引退や負傷者の続出、新加入FWキリアン・エンバペの適応不足などを要因として、調子が上がらないレアル・マドリー。とりわけチャンピオンズリーグ・リーグフェーズでは2勝3敗と負け越しており、決勝ラウンド進出が危ぶまれている状況だ。 そうした中でレアル・マドリー首脳陣がアンチェロッティ監督解任を考えている、またはレヴァークーゼンのシャビ・アロンソ監督と合意しているとの報道があったが、『マルカ』はそれらの可能性を否定した。 同紙曰く、フロレンティーノ・ペレス会長はバルデベバス練習場に足繁く通い、アンチェロッティ監督とカフェや昼食をともにしているとのこと。そしてチームが危機を迎えた場合、クラブの外部が増長する緊張状態を解くような話し合いが行われるようだ。アンチェロッティ監督とペレス会長は、ホセ・アンヘル・サンチェスGD(ゼネラルディレクター)も交えて、起こっていることの分析や今後どうしていくかなどを意見し合うという。 ペレス会長とホセ・アンヘル・サンチェスGDは、たとえ成績が期待を下回っているとしてもアンチェロッティ監督に理解を示しており、なおかつチームの約半数が負傷離脱している現状を憂慮している様子。そのために、この冬の移籍市場で補強に動く可能性も高いようだ。 とりわけ不足しているポジションは、DFエデル・ミリトン&DFダニ・カルバハルが長期離脱となったセンターバックと右サイドバックだが、前者についてはDFラウール・アセンシオの活躍に加えてDFダヴィド・アラバの復帰も近づいており、獲得に動くのは来夏となる模様。マドリー首脳陣が冬の市場でアンチェロッティ監督に“プレゼント”するのは右サイドバックで、その本命はリヴァプールDFトレント・アレクサンダー=アーノルドであるようだ。また同選手のほかには、トッテナムDFペドロ・ポロ、レヴァークーゼンDFジェレミー・フリンポンも候補に挙がっているという。