ドルーリー朱瑛里は初出場で7位 独走Vで五輪内定の田中希実の走りに「やっぱり尊敬する選手」【陸上日本選手権】
◆陸上 日本選手権(28日、新潟・デンカビッグスワンスタジアム) パリ五輪代表選考会を兼ねて女子1500メートル決勝が行われ、初出場のドルーリー朱瑛里(岡山・津山高)は懸命な走りを見せて4分18秒16で7位入賞を果たした。「自分の走りをすることを目指していて、最初の通過まではよかったが(その後)切り替えることができなかった。自分の課題がよく見つかった。1カ月後ぐらいにインターハイがある。そこまでにしっかりと切り替えなどの部分を克服して、自分の持ち味であるスピードを生かせるレースをしたい。高校記録の更新を目標に頑張っていきたい」と前を見据えた。 ■ピンクのユニフォームで快走するドルーリー朱瑛里【写真】 レースは2021年東京五輪8位の田中希実(ニューバランス)が4分1秒44で5連覇。五輪参加標準記録の4分2秒50を突破して、既に内定している5000メートル2種目目も決めた。国内トップとのレースを振り返り「あのペースで自分でおしていける強さを肌で感じることができた。やっぱり尊敬する選手」と目を輝かせた。
西日本新聞社