災害時に備えて覚えておきたい「節水ペットボトル蛇口」のつくり方。貴重な水を賢く使おう
断水などで水の入手が難しいときでも、衛生面から手洗いは大事。 ペットボトルに汲み置きした水があれば手は洗えますが、ペットボトルをそのまま手洗いに使うのは、実は節水面でのデメリットがあります。 災害時に備えて覚えておきたい「節水ペットボトル蛇口」のつくり方。貴重な水を賢く使おう そこで、少量の水で効率よく手洗いできる「節水ペットボトル蛇口」のつくり方を紹介します。
ペットボトルの水で手を洗う弱点 →水を使いすぎる
まず、ペットボトルでそのまま手を洗おうとすると… 飲み口から勢いよく水が出てきてしまう 片手ずつしか洗えないため、こすり洗いが不十分 この2つが問題に。水量調節が難しく、手洗いの時間もかかるので、特に災害時では貴重となる水をムダに消費してしまうのです。 これを解決するためのテクニックが、今回紹介する「節水ペットボトル蛇口」です。
ペットボトルの下の方に穴をあけるだけ
つくり方は、ペットボトルの下のほうにキリで1箇所穴を開けます。これだけで準備は完了。 ペットボトルへは、開けた穴を指で塞ぎつつ水を注ぎます。 キャップをすこし緩めると、開けた穴から水が噴出します。水量は多くありませんが、手を洗うにはちょうどいい勢い。また、キャップの締め具合で、水の勢いを調整できます。 キャップを締めると水は止まりますが、穴からはわずかに水が滴り落ちてきます。使わないときは、穴の方を上にしてペットボトルを倒しておきましょう。 Image: 小暮ひさのり/source: 警視庁
小暮ひさのり