「VARは明白な場面のみに動くと言ったが…」テン・ハーグ、PK判定に憤慨。早くも4敗目で14位転落
マンチェスター・ユナイテッドのエリック・テン・ハーグ監督は、ウェストハム戦後にVARを批判している。 【順位表:プレミアリーグ】マンチェスター・Uは14位に… 27日に行われたプレミアリーグ第9節で、マンチェスター・Uは敵地でウェストハムと対戦。なかなかゴールを奪えないでいると、74分に先制点を許す展開に。それでも81分、カゼミーロが頭で押し込んで一度は同点に追いついた。しかし終了間際にPKから失点し、1-2で敗れている。 これで今季4敗目を喫し、14位まで転落したマンチェスター・U。しかし、この試合の決勝点となったPKの判定は現地で物議を醸している。当初デイヴィッド・クーテ主審はプレーを流していたが、VARが主審にオン・フィールド・レビューを促し、結果的にマタイス・デ・リフトのファールが認められている。しかし、ダニー・イングスに接触する前にボールに触れていたとの声も上がるなど、この判定は大きな話題となっている。 そして試合後、マンチェスター・Uのテン・ハーグ監督はイギリス『スカイスポーツ』で「VARのプロセスは、明白で明確なものではなかった」と話し、今回の判定に対して不満を口にした。 「シーズン開幕前に彼らはVARのプロセスを説明し、明白で明確な場合のみに動くと言っていた。だから、ブルーノ(フェルナンデス)のトッテナム戦のレッドカードの場面でも介入すべきだったし、あれは間違った判定だ。そして今回のも間違った判定だ。両方が試合に大きな影響を与えている。私は誰かを批判しているのではなく、プロセスに対しての批判だ。もちろん、このプロセスを進める人間がいて、それが結果に大きな影響を与えた」