<新風・21センバツ上田西>選手紹介/8 /長野
◇打席での勝負強さ 青木明憲選手(2年) 昨秋の公式戦は代打で2打数2安打と、確かな結果を残した。「1打席で流れを変えられるような選手になりたい」とセンバツでも一振りにかける。 持ち前の打力を生かすため、2020年6月に捕手から外野手に転向。打席での勝負強さに加えて、チームの一体感を生み出すムードメーカーとしても期待がかかる。周囲への気配りは「環境・道具リーダー」として道具の管理をする中で身に付いたという。「忘れ物は呼び掛けをしているので、最近はほぼないです」と胸を張る。 父・陳景(のぶかげ)さんの影響で大の阪神ファン。甲子園には毎年家族で観戦に足を運んできた。それだけに「必死のパッチ」でチームをもり立てていくつもりだ。【皆川真仁】 (1)173センチ(2)65キロ(3)A(4)右右(5)松本市立波田中(6)ローランド ◇堅実な打撃と守備 花岡瑠伊選手(1年) 確実性の高い打撃と堅実な守備で、1年生ながら昨秋の北信越大会準決勝、決勝でスタメンに抜てき。決勝では2安打をマークして存在感を放った。 「打率は残せたが、背番号『7』を取られてしまい悔しかった」と同学年で左翼手のレギュラーを獲得した大藪知隼(1年)にライバル意識を燃やす。センバツでの背番号も2桁の「16」に決まったが、開幕まで激しいレギュラー争いは続く。 冬場は、全国の速球派投手に振り負けないよう重いバットを振り込んでスイングスピードを上げた。目標とする打者はソフトバンクの柳田悠岐。「自分もフルスイングしてホームランを打てるようなバッターになりたい」とさらなる高みを見据えている。【皆川真仁】 (1)172センチ(2)75キロ(3)A(4)右左(5)佐久市立望月中(6)両親 ……………………………………………………………………………………………………… 選手データ◆(1)身長(2)体重(3)血液型(4)投打(5)出身中学(6)尊敬する人物