菰野高の野球部監督が体罰疑い 既に解任、三重で甲子園3度出場
三重県教育委員会は25日、県立菰野高校（同県菰野町）の野球部監督の60代男性教諭が部員に体罰や不適切な発言をした疑いがあると明らかにした。教諭は体罰などを認め、監督を解任された。県教委は今後、関係者への聞き取り調査を行い、教諭の処分を検討する。 同校は甲子園大会に春夏合わせて3度出場経験がある。現在行われている全国高校野球選手権大会の出場を懸けた県大会では、別の監督が指揮し4強に進出している。 県教委によると、学校に6月中旬「部員が不適切な指導を受けている」と訴えがあった。学校は男性教諭と部員に聞き取りを実施。教諭は訴えの内容を認め、同校が県教委に事案の内容を報告した。
【関連記事】
- ＜高校野球連載「3年力」＞ 菰野のベースコーチ3年生主将 チームの精神的支柱
- 「世代ナンバーワン左腕」と呼ばれた元巨人の投手は、なぜ万引を繰り返したのか 元球児の取調刑事は「何やってるんですか」と嘆いた
- 「母親からの虐待、学校でのいじめ、親族からの性被害」毒親育ち発達障害の女性が、ストリートピアノで人生を乗り越えるまで
- 父死去、58歳で倒れ…野球を教わった高3息子「試合来る？」の会話が最後 落ち込む日々… 父の誕生日、大暴れで4強進出「どこかで見てくれている」
- 男女流血…姉の200万円、ビットコインにつぎ込み失った弟が強盗「誰にも相談できず」 包丁で襲い、奪った6万円…法廷で弟が認める 弁護士「高度な計画性はなく、攻撃も積極的でない。反省し更生する環境ある」
