「通信制高校」生徒数が過去最多 学問、芸術、スポーツ極めたい…不登校の受け皿だけじゃない 広がる選択肢
後藤絆さん: 「空手からキックボクシングに転向した与座優貴選手は、K1のチャンピオンなんですけど、ベルトを持たせてもらったことがあります。とてもうれしくて、あこがれの選手です」 中学時代、全国大会で入賞経験もある後藤さん。通信制で時間に余裕ができた分、全国の頂点に立つことを目標に空手の実力を磨いています。 後藤絆さん: 「好きなことに時間が使えるのでそこがいいです。中学校までとは時間が違うので、より一層がんばらないといけないと思っている。目標はチャンピオンになることで、2個の大きなタイトルをとれるようにがんばります」 多様な子どもたちに適した学びの場を提供する通信制高校。爽風館高校でも生徒の増加に見合ったマンパワーの充実や環境整備がより求められています。 爽風館高校 石井圭一郎校長: 「社会への自立のためのサポートは、しっかりしていきたい。多様な手法を使って十分学べる環境をつくり、ネットワークも含めて活用していけると良い」 多様な価値観を認める社会の流れや通信インフラの拡充に伴って、子どもたちの学びのあり方も変化していて、受け皿の1つとして通信制高校の役割がますます大きくなりそうです。
大分放送