横行する「白タク」排除を 京都の繁華街で啓発活動
自家用車やレンタカーに観光客を乗せて料金を受け取る、いわゆる「白タク」の排除に向けた啓発活動が京都市内で行われました。 啓発活動には、京都府警や旅客運送を所管する国土交通省近畿運輸局の担当者らおよそ20人が参加しました。京都府内の観光地では、コロナ禍が明けて以降、外国人観光客を狙った白タクの営業が問題になっていて、京都府警によりますと、ことしは検挙は無いものの住民やタクシー業者などから白タク行為とみられる情報が多数寄せられているということです。今回は四条通りと木屋町通りの繁華街で外国人観光客に白タクを使わないように注意をよびかけたほか、駐車している白タクと疑わしい車両に対し車検証や免許の提出を求める場面もみられました。京都府警の担当者は「京都府内はたくさんの観光地を抱えているので地域に応じた実態を把握しながら対策を検討したい」と話しています。