マッチポイントから逆転負け…日本男子バレーは「もうミスが許されない」 次戦の相手アルゼンチンの大手紙が警戒「全力を尽くしてくるだろう」【パリ五輪】
手痛い黒星発進だ。 現地時間7月27日、パリ五輪が大会2日目を迎え、パリ南アリーナで男子バレーボールの1次リーグC組初戦を実施。1972年ミュンヘン大会以来、52年ぶりの金メダル獲得を目指す日本代表(世界ランク2位)は、ドイツ(同11位)にマッチポイントを握りながらもひっくり返され、セットカウント2-3で惜敗を喫した。 【画像】エアコンなしの質素なデザイン? パリ五輪選手村の全容をチェック 前哨戦ネーションズリーグ(VNL)の1次リーグ同カードでは、フルセットの末になんとか勝利を収めていた日本。しかし、17-25で先手を取られたこの日は、以降25-23、25-20とセットを連取するも、第4セットのマッチポイントをものにできず。28-30でイーブンに戻され、運命の最終セットも12-15とペースを掴めなかった。 波乱の幕開けに海外メディアでも衝撃が広がっている。なかでもアルゼンチンの大手スポーツ紙『Olé』は試合後、速報記事を配信。「五輪ではいつもロジックが成り立つとは限らない。例えば、前哨戦のVNLで準優勝し、C組の優勝候補だった日本は、ドイツとの初戦に2-3でまさかの敗北を喫した」と結果を報じている。 さらに、「なぜこの結果がアルゼンチンにとって重要なのか? それは母国代表が日本、ドイツと同じ組にいるからだ」と続けると、「もう日本はミスが許されない」とも記述。現地時間31日に行なわれる日本vsアルゼンチンの1次リーグ第2戦に向けては、「彼らは残り2試合で全力を尽くしてくるだろう」と警戒感を示していた。 今大会は各組の上位2チーム、3位のうち成績上位2チームが準々決勝に進む方式だが、はたして今後の戦いで巻き返しを図れるか。現地時間31日のアルゼンチン戦、現地時間8月2日のアメリカ戦で連勝に期待したい。 [文/構成:ココカラネクスト編集部]