8月25日開催!【ニンジャ40thフェスティバル in 筑波サーキットコース1000】フルカスタムの試乗も!
40thフェスではこのマシンに乗れる!まるでサイボーグ⁉︎ 見た目はいかついが…
シルエットはかろうじてノーマルだが、細部にノーマルのGPZ900Rの面影はない。この2台は、「ニンジャ40thフェスティバル」を主催するMC.ジェンマが仕上げたGPZ900R。どちらのフレームも最新の17インチラジアルタイヤを履きこなすためにピボット位置を20mm下げる加工を施している。またエンジンはZRX1100と1200をチョイス。ZRX系エンジンを搭載するとそれだけで重量が軽くなるため、ハンドリングが今風になる。もはやサイボーグのようである。様々な部分を変更しているため、その乗り味は想像しにくいが、MC.ジェンマではこの手のマシンを何台も手がけており、そのセットアップはお手のもの。 確かに最新のインジェクション車のようなオールマイティさはないものの、FCRキャブレターや独特のポジションに慣れていれば難しさはない。そう言い切れるのは、MC.ジェンマの多くのバイクは、元カワサキのテストライダーである齋藤昇司さんが監修しているからで、齋藤さんはカスタムGPZ900Rにありがちな硬いサスペンションや神経質な乗り味をニュートラルに戻し、扱いやすさを大切にしたセットを施すからだ。 もちろん、クセはある。FCRキャブレターのキャラクターを知らなければエンジンをかけられないかもしれないし、真冬は暖機しないと走り出せないかもしれない。さらにライダーの好みによるハンドリングの軽快さにも好みがわかれるだろう。ただ、この辺りはサスペンションのセットでクリアできるテーマだ。クセというよりはカスタムGPZ900Rと付き合うための儀式というのがよいかもしれない。
FCRキャブ+ZRXチューンドエンジンの軽く吹ける感覚を体感してみよう
カスタムGPZ900Rは、敷居が高い。そう思うライダーは多いと思うし、このコストのかかり具合を見るとそれは当然だろう。有名コンストラクターに訪れるのも同様にハードルは高いだろう。 しかし、「ニンジャ40thフェスティバル」に足を運べば、どちらも少し身近になるかもしれない。今回の2台を間近に見ることができるし、試乗も受け付けている。試乗はちょっと…という方は、ブリッピングして見るだけでもいいだろう。有名コンストラクターと気軽にコミュニケーションを取るチャンスでもある。 さらに今時は、「ニンジャ=GPZ900R」というわけでもないから、元祖ニンジャを見てみたいという方も大歓迎だ。すでにSNS上では様々なカワサキファン、ニンジャオーナーが参加を表明しており、その集まったたくさんのバイクを見るだけでも楽しいはずだ!
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・パワービルダー ・ギルドデザイン ・カドヤ ・アルティメット ・ブルドッカータゴス ・ナイトロン・ジャパン ・エスエスピー ・ドレミコレクション ・イエローナイフ 横浜 ・ユナイテッドサウンド ・ガルーダ ・中川商会 ・RAGZエンジニアリング ・プロト ・K-2PROJECT ・BPナカヤマ ・Mc.madefai ・RED MOTOR ・アルファ ・ゴッドブリンク ・アイスフューズ ・ヒロキックス ・ケイファクトリー
小川 勤