SHOEIより、MotoGPライダーであるファビオ・ディ・ジャンアントニオのレプリカモデル「X-Fifteen DIGGIA 2」が登場

SHOEIより、MotoGPライダーであるファビオ・ディ・ジャンアントニオのレプリカモデル「X-Fifteen DIGGIA 2(エックスフィフティーン ディジャ2)」が発表された。発売は今年12月を予定しており、価格は税込9万6800円となる。 【画像】SHOEI新グラフィック「X-Fifteen DIGGIA(ディジャ) 2」をギャラリーで見る（8枚） 文/Webikeプラス 編集部

VR46レーシングチーム移籍後、初のグラフィックモデル

X-Fifteen DIGGIA 2

ディ・ジャンアントニオといえば、2024年シーズンからバレンティーノ・ロッシが設立したレーシングチーム「VR46」に加入したことが記憶に新しい。 2022年にグレシーニ・レーシングからMotoGPクラスデビューを果たし、その後2023年のオーストラリアGPでは自身初の表彰台、カタールGPでは初勝利を達成するなど活躍に期待がかかる選手の一人だ。 今回発表された「DIGGIA 2」は情熱的な赤とワインレッドが交差するグラフィック。天頂部には象徴的なデザインがあしらわれ、後頭部にはゼッケン番号“49”が輝く。 「2」というだけあり、以前にもZ-8にディ・ジャンアントニオのグラフィックモデルは発売されていた。当時のデザインはブルーが基調だったので、今回のグラフィックはよりアグレッシブなイメージへと変更されている。

X-Fifteenについて

高い成形技術をもって実現した頭頂部左右の稜線からリアスタビライザー上部にかけての形状は、X-Fifteenのデザインを特徴づけるとともに高い空力性能を発揮する。

「X-Fifteen」は、空力性能をはじめとする卓越した性能により、世界のレース界を席巻した「X-Fourteen」の後継モデルとして2023年1月に登場したフルフェイスヘルメット。 時速350km/hを超える超高速走行でも安定した空力性能を発揮する完全新設計のエアロフォルムは、従来モデルと比較し、上方へ浮き上がろうとするLiftが1.6%、前方から押し付けられるDragが6.1%低減している。 また、あらゆるライディングシーンにフィットする快適さを追求し、風や雨の侵入を防ぐセンターロック式のCWR-F2Rシールドや、ノイズの発生を抑えてヘルメット内の静粛性を高める設計、アイポートの位置の調整による、より広い上方視界の確保など各所にブラッシュアップが施されている。