退場明けのヌートバーが適時打&超美技と攻守で大活躍 見逃し三振には自重もマーモル監督が抗議で退場
◆米大リーグ カージナルス5―4オリオールズ=第2試合=(22日、米ミズーリ州セントルイス=ブッシュスタジアム) カージナルスのラーズ・ヌートバー外野手が22日(日本時間23日)、本拠のオリオールズ戦に「2番・右翼」で先発出場し、5回に3試合ぶりの打点となる中前タイムリーを放った。 21日の試合では1回にカウント1―2からの内角高めのボールをストライクと判定され見逃し三振。次打者のゴールドシュミットの時にベンチから判定への文句を言った模様で、球審から退場を宣告された。その試合は降雨サスペンデッドに。この日ダブルヘッダーの第1試合として行われ3―1でカージナルスが勝利していた。 ヌートバーは3回に外角カーブを見逃し三振に倒れた際には自重しベンチに戻ったが、マーモル監督が2日続きの厳しい判定に怒り猛抗議。審判から退場を宣告された。 これでヌートバーも燃えたのか5回2死二塁、左腕アービンのカッターを中前に弾きかえした。これで勢いに乗ったカージナルスは6回に相手守備陣の乱れもあって3点を挙げて逆転。 5―3で迎えた9回無死一、三塁では、ストワーズの右翼大飛球をジャンプ一番掴む大ファインプレー。すかさず一塁に送球し併殺を完成。その間に三塁走者生還も、そのまま1点差を逃げ切って、昨季101勝したオリオールズに3連勝した。 オリオールズがスイープされたのは2年ぶり。連続被スイープなしは106カードでストップした。
報知新聞社