節約のため、吉野家で毎日「1杯468円」の牛丼を食べています。無料なので「つゆだく」にしていますが、塩分が高くなってしまいますか? あまり身体に良くないでしょうか…?
牛丼チェーンの「吉野家」では、穀物を食べて育った牛肉を使った牛丼を始め、多くの人気メニューがあります。中でも「牛丼」は安価で美味しく、また無料で「つゆだく」などにもできるため、頻繁に食べているという人もいるのではないでしょうか。しかし、牛丼は身体に悪いというイメージを持っている人もいるかもしれません。 本記事では、吉野家の牛丼がどれくらい塩分を含んでいるのかや、本当に身体に悪いのかどうか解説をします。 ▼節約のために「カップラーメン」はNG? 栄養バランスと節約を両立させる方法とは?
吉野家の牛丼は「並盛」1杯468円
吉野家では数多くのメニューがありますが、スタンダードな牛丼「並盛」は税込みで468円(2024年4月5日時点)です。1食500円以下なのでコスパは良く、1ヶ月間(30日)毎日1杯ずつ牛丼「並盛」を食べたとしても、1万5000円以内に収まります。
1日の塩分摂取量の目安
厚生労働省の「日本人の食事摂取基準(2020年版)」では、推奨される1日の塩分量を男性7.5g未満、女性6.5g未満としています。また過剰摂取による生活習慣病の重症化予防を目的とした1日当たりの摂取目標量は、6g未満にすることを推奨しています。
吉野家の牛丼は「並盛」ならそこまで塩分は高くないが……
それでは、吉野家の牛丼にはどれくらいの塩分が含まれているのでしょうか。吉野家によると、牛丼「並盛」1食当たりの栄養成分は次のとおりです。 ・熱量:633kcal ・たんぱく質:19.6g ・脂質:23.6g ・炭水化物:88.2g ・食塩相当量:2.5g 牛丼「並盛」を1食食べても、食塩相当量は2.5gですので、厚生労働省が目安とする食塩相当量の男性7.5g、女性6.5gよりもだいぶ少なく、全体の栄養バランスも悪くありません。 ただし、これはあくまでも「並盛」の話です。「特盛」にすると熱量は1022kcal、食塩相当量は4.0gになってしまいます。トッピングやサイドメニュー次第では、1食としては塩分を摂り過ぎてしまうかもしれません。 また、牛丼「並盛」の栄養バランスは悪くはありませんが、毎日牛丼のみを食べるとなると話は別です。栄養バランスを考えると、しっかり野菜なども摂る必要があるでしょう。