岡江久美子さん死去 はなまる共演の薬丸、悲しみコメント
女優でタレントの岡江久美子さんが23日午前5時20分、都内の病院で新型コロナウイルスによる肺炎のため亡くなった。63歳だった。通夜・葬儀は未定で、後日「お別れの会」を実施する予定という。
懸命な治療もみのらず…
所属事務所によると岡江さんは4月3日に発熱。4、5日様子を見るように言われ自宅にて療養していたが、6日朝に容体が急変し都内の大学病院に救急入院した。ICUで人工呼吸器を装着し、その後、PCR検査で陽性と判明。懸命な治療を続けたが、完治に至らなかったという。岡江さんは昨年末に初期の乳がん手術をし、1月末から2月半ばまで放射線治療を行っており、そのために免疫力が低下していたことが重症化した原因と思われるという。 同事務所は「ご尽力いただきました医療関係者の皆様には、心より感謝申し上げます」とし、家族について「岡江の入院以来、夫、大和田獏と娘、大和田美帆はそれぞれの家で外出を自粛しております。現在症状は出ておりません。ただ、ショックが大きく、皆様に対応出来ない状態です。しばらくはご静観ください」とコメントした。 また、大和田獏と美帆は同事務所を通してコメントを発表。「今はただ残念で信じがたく、悔しくて悔しくて他は何も考えられない状態です。どうかそっと送って頂きたいと願っています」と心境を語り、関係者およびファン、友人、治療にあたった医療関係者への謝意を伝えるとともに、「皆様、コロナウイルスは大変恐ろしいです。どうかくれぐれもお気をつけください」と多くの人に向けて新型コロナウイルスの恐ろしさをうったえている。
薬丸ショック はなまる17年半ともに司会
また、岡江さんとともに長きに渡り朝の生活情報番組「はなまるマーケット」(TBS系)の総合司会を務めた薬丸裕英は、自身のインスタグラムでコメントを発表。 「突然かつ衝撃のニュースに震えが止まりませんでした。信じられないし、信じたくない。はなまるマーケットでお世話になって17年半 芸能生活38年の中で一番長く一緒にお仕事をさせていただきプライベートでも仲良くさせていただきました。今はこの事態を冷静に受け止めることができず、心が乱れ、言葉も出てきません。私ですらこの状態ですから、大和田獏さんと大和田美帆さんのお気持ちを思うと、その苦しさや悔しさ等は本当に計り知れないものと思われ、言葉になりません。。。」と、遺族を思いやりつつも大きなショックを受けている様子だ。