開幕戦では思うような結果を残せなかった高橋藍。今後の巻き返しに期待だ。写真：田中研治（THE DIGEST写真部）

　バレーボールの新リーグ「SVリーグ」男子が10月11日に東京体育館で開幕した。昨季Vリーグ覇者のサントリーサンバーズ大阪が同２位の大阪ブルテオンに０－３（17-25、19-25、21-25）でストレート負けを喫した。 【画像】大阪ブルテオンとの開幕戦！高橋藍の活躍を厳選フォトでお届け！ 　パリ五輪で共闘した高橋藍（サントリー）と西田有志（大阪Ｂ）の日本代表アタッカー対決。この日、６得点と不完全燃焼に終わった高橋は、「途中で個々の力に頼りすぎた。うまく回らないことが多かったし、ミスが出て負けてしまった」と吐露。「自分自身は西田選手に止められてしまい、悔しさもあった」と相手を知り尽くしているからこそやりづらさも感じていた。 　 　コート上で珍しく怒りをあらわにした高橋は、「今日は自分たちのチームがハマっていないというか、チームとしての動きが悪いなと感じた。もっともっととれる点数もあったし、得点につながらないっていう部分でイライラ感はあった」と振り返る。「もちろん、自分自身も冷静にやっていく必要はあったのかなと思う」と反省の弁を口にした。 　一方、西田は「常に高橋藍選手を狙っていた」と語る。「やはり高橋選手は世界でトップだと思うし、非常にリスペクトしている」としたうえで、「そのなかでもやっぱり対峙した時にどういうふうに高橋選手を崩していくかっていうところを非常に考えていた」と戦術を明かした。 構成●THE DIGEST編集部