「朝ドラの橋本環奈は全然ギャルじゃない(笑)」平成の“伝説のギャルサー”に「なんであのとき肌を黒く焼いていたんですか?」「シミはできた?」「男と遊んでましたか?」と聞いてみた
“強めギャル”の条件とは?
──当時はガングロ(肌を黒く見せること)ブームだったとはいえ、週5も日サロに行っていたんですか!? アンジェのルールで「週5で日サロに行かなきゃいけない」っていうのがあったんですよ! もう感覚麻痺ってたと思います(笑)。 絶対真っ黒なのに「なんか白くなってきた」みたいな(笑)。なんか、アンジェに入ると先輩方に「もっと強めに」みたいなこと言われるんですよね。 みんなも強めなんで「自分も血色濃くしなきゃ」とか、自然とそうなりました。 ──そんなに通っていると、日サロ代だけでもバカにならなかったのでは。 私、日サロでバイトしてたんで、タダ焼きできたんですよね(笑)。母親のやってた焼肉屋が狂牛病問題もあって閉めて、そのあと日サロの店員になって。 結構ちゃんと働いてましたけど、場所はなぜか渋谷じゃなく亀有で(笑)。当時求人かけてたのが亀有だったので、亀有でバイトして渋谷に遊びに行ってました。 ──「強め」という言葉が出ましたが、「強めのギャル」とはどこで判断するんですかね? 一番は見た目じゃないですかね。ルールが“週5日サロ”の他にも「誰よりも強めのギャルでいる」とかだったんで。 やっぱ「アンジェに入ってほしい」とか勧誘したい子も、まずは見た目から入っていたと思います。 でも、「見た目も中身も」って感じでしたね。他のルールも「アンジェリークの人以外と仲良くしない」とか「男に媚びない」とか。とにかく“強め”が重要で、「見た目も中身も強めに」みたいな。 ──それはかっこいいですね! そういうルールは仲間内で「ギャルはこうあるべき」みたいなギャルマインドからできていったんですか? そうだと思います。ルールの根底にあるのは「ギャルだったら~」みたいな感じです。 「ギャルは非常識だと思われがち、だからこそ常識だけは守っていこう」「ギャルはチャラく見られがち、だからこそうちらは男に媚びずにいこう」みたいな。 他にもいっぱいあったと思うんですけど、忘れちゃった(笑)。でも大きく分けるとそんな感じで、その中から細かいルールができていったっていう感じ。