磯村勇斗がハマっているお家でのぼっち遊びって何?観葉植物とキース・へリングのオブジェを使って…
東京・六本木の森アーツセンターギャラリーで開催中の「キース・へリング展」。東京展スペシャルサポーターを務めるのは、美術館巡りやポップアートが大好きで、一番好きなアーティストはキース・へリングだと語る俳優の磯村勇斗さんです。磯村さんはポップアート作品を観葉植物と一緒に飾って、自宅でも楽しんでいるのだそう。アートのある暮らしの魅力について、お話を伺いました。
子供の時から美術館=落ち着く空間だった
アート好きだった家族の影響で美術館に出掛けることが多く、小さい頃から絵が好きだったという磯村さん。アート好きが高じて大学では美術を専攻し、アメリカのポップカルチャーやアンディ・ウォーホル、草間彌生さんといったポップアーティストについて学んでいたときに、キース・へリングと出会ったといいます。 「教科書に載っていた作品を見てビビっときたのが最初の出会いでした。シンプルな絵なのに、なぜ動いて見えるのだろう。止まっている絵をこんなに楽しく見せられるなんて、と衝撃を受けて…。そこから教科書の作品以外のものも見るようになって、どんどん好きになっていきました」 今でも時間があれば美術館へ足を運び、地方で撮影する際は合間の休日にもその地方の美術館へ行くほど、美術館巡りが好きという磯村さん。磯村さんにとって美術館は、子供の頃から慣れ親しんでいて自然と心が安らぐ「落ち着く空間」なのだそうです。
磯村流、キース・へリング作品の意外な楽しみ方
「一番好きなアーティストは?」と聞かれて真っ先に「キース・へリングです」と答えるほどキース・へリング愛にあふれる磯村さん。ステッカー、ファイル、ポーチ、Tシャツやジャケットなど、自宅にはたくさんのキース・へリンググッズがあるそう。 そのなかでも特にお気に入りと磯村さんが語るのが、「ラディアント・ベイビー(光り輝く赤ん坊)」と「バーキングドッグ(吠える犬)」 のオブジェです。 「観葉植物が好きで大きな葉をもつヤシを自宅に飾っているのですが、その下に赤ちゃんとドッグのオブジェを置いています。気分によってオブジェの向きを変えて、赤ちゃんがドッグに追いかけられているようにしたり、逆に赤ちゃんがドッグを追いかけるようにしたり、自分で物語をつくって寂しい遊びをしながら(笑)楽しんでいます」