『おじゃる丸』声優・西村ちなみ、『光る君へ』に特別出演 「本当に素晴らしい経験」
吉高由里子主演NHK大河ドラマ『光る君へ』第34回に出演した西村ちなみのコメントが公開された。 【写真】『光る君へ』に出演した西村ちなみ 本作は、平安中期に、のちに世界最古の長編小説といわれる『源氏物語』を生み出した、紫式部/まひろを主人公としたドラマ。武家台頭の時代を目前に、華やかにひらいた平安文化の花。きらびやかな平安貴族の世界と、懸命に生きて書いて愛した女性の一生に挑戦する。紫式部役で吉高が主演を務め、藤原道長を柄本佑が演じる。脚本は、『セカンドバージン』(NHK総合)、『恋する母たち』(TBS系)などの大石静が手がけている。 西村は、アニメ『おじゃる丸』で妖精貴族のミヤビなお子さま・坂ノ上おじゃる丸の声優を演じている。『光る君へ』には筑前の命婦役で出演。物語を読む女房として存在感を発揮した。 西村は『光る君へ』の出演について、「TVで見ていた『光る君へ』の世界を彩る豪華なセットに夢見心地でした」と語り、「緊張はあまりしないタイプですが、今回の撮影も緊張感はありつつもリラックスしてのぞめて、本当に素晴らしい経験をさせていただきました」と撮影を振り返った。 また、西村が坂ノ上おじゃる丸の声で『源氏物語』の『空蝉』を朗読する様子(動画)が 『光る君へ』公式サイトで特別に公開されている。 ■西村ちなみ(筑前の命婦役)コメント ●出演した感想 大河ドラマに出演する日がくるなんて私の人生びっくりです。かつらや女房装束の衣装も素敵で自然と背筋も伸びやかに。TVで見ていた『光る君へ』の世界を彩る豪華なセットに夢見心地でした。綺麗に読みすぎないように、腹式で話さないように…など普段とは違う感覚に惑いつつもそのオファーを楽しみながら、藤式部の紡ぐ物語を女房の皆さんと心を分け合う気持ちで読ませていただきました……女性達が集いわちゃわちゃしてる風景は昔も今も変わらずですね。 ●『光る君へ』の登場人物やドラマへの思い いつも楽しく見させてもらっています。自分の意思や世界をしっかり持っているまひろは聡明で逞しくて素敵な女性。彼女をとりまく人達との気のおけないやり取りが好きで、とりわけ弟の惟規との会話には心が和みます。まひろはこの何気ない日常を愛していたんだなと感じます。内裏へ出向いたまひろと道長様の関係がこの先どうなるのか、一視聴者として楽しみたいと思います。 ●出演決定の際や撮影時のエピソード・思い出 出演のオファーをいただいた時は出先でしたが、思わず声が出ちゃいました。出演者の皆さんと一緒に読み合わせをして、自分が『光る君へ』の世界の中にいるのが不思議で……終始ふわふわしてました。女房装束の衣装もとても素敵で、衣装さんの淀みのない鮮やかな着付け作業にうっとり……かつらも初体験で刺激的でした。撮影直前にセットの裏で衣装を着るのは驚きました。衣装を着たらすぐにリハーサルが始まり、撮影の間は女房役の皆さんと和やかにお話したり楽しかったです。緊張はあまりしないタイプですが、今回の撮影も緊張感はありつつもリラックスしてのぞめて、本当に素晴らしい経験をさせていただきました。 ●『光る君へ』と『おじゃる丸』について 同じ平安時代を舞台にした物語のご縁で、コラボ番組をさせていただいたり、とても素敵なご縁をいただけてただただ感謝です。筑前の命婦役に私の名前を出して下さり、本当にありがとうございます! スタッフの皆さま、出演者の皆さま、本当にお世話になりました。ありがとうございました! これからも『光る君へ』応援しています。
リアルサウンド編集部