マッチングアプリで知り合った相手が…ビットコイン投資名目、31歳男性が260万円詐欺被害
13日午後、兵庫県尼崎市の会社員の男性(31)が「マッチングアプリで知り合った相手から投資名目で約260万円をだまし取られた」と県警尼崎北署に届け出た。同署は特殊詐欺事件として調べる。 【写真】矢継ぎ早やり取り「まるで洗脳」 著名人かたる投資詐欺 虎の子出させる巧妙手口とは 同署によると、男性は5月2日、マッチングアプリで知り合った女性をかたる人物とLINE(ライン)でやり取りする中で暗号資産(仮想通貨)「ビットコイン」への投資を持ちかけられた。男性は約260万円分を購入し、6月1日まで4回にわたり指定されたアドレスに送金した。 相手から紹介された投資に関するインターネット上のサイトでは、利益が出ているように表示されていたという。サイト上で出金の手続きができず、男性が相手に相談したところ「利益金にかかる税金を支払わないと出金できない」などと言われたため、不審に思って同署に相談した。