ワンクリックですべてのMacアプリをアップデート!セキュリティ面でもありがたいツール見つけた
最近、人気のMacアプリであるBartenderが突然、謎の新オーナーに変わったことに対する懸念が高まり、アプリを自動的に更新することが必ずしもセキュリティの観点から良いというわけではないことが明らかになりました。 代わりに、MacUpdaterを使用することをおすすめします。 このアプリを使えば、アップデートが必要なアプリを簡単にチェックし、アップデートしても安全かどうかを確認することが可能。そのうえで、すべてを一括で最新の状態にすることができます。
アプリのアップデートにMacUpdaterが優れている理由
実際、Bartenderの新しいオーナーについて報告されたのは、MacUpdaterがユーザーにその変更について警告したからでした。 Bartenderのオーナーの変更は公には発表されていませんでした。MacUpdaterはアプリ内で証明書の変更と新しいオーナーに関する情報が不足していることについて警告を出したのです。 これがMacUpdaterのもっとも優れた機能の1つ。 Mac App Store以外からアプリをインストールする場合、MacUpdaterはアプリのアップデートが安全かどうかを確認するのに役立つツールです。 MacUpdaterに表示されているすべてのアプリの右側には、小さな「i」ボタンがあります。 もしこのボタンが赤色であれば、そのアプリにはアップデートに関する懸念があることを示しています。インストールする前にこのボタンを確認してください。 もしボタンが青色であれば、インストールする前にアップデートのリリースノートを確認しましょう。 さらに便利なことに、MacUpdaterをメニューバーに移動させて、そこからアプリをアップデートすることもできます。
MacUpdaterの使い方
MacUpdaterをダウンロードしてインストールすると、Macをスキャンして、コンピュータにインストールされているアプリケーションをチェックします。 すると、すぐにどのアプリが最新版で、どれがそうでないかを表示します。 ここから、無料ライセンスでは最大10個のアプリをアップデートすることができますが、9.37ドル支払うと、無制限にアップデートすることが可能になります。 アップデートの準備ができたら、リスト内の各アプリを個別に更新するには「Update App」(アプリをアップデート)または「Upgrade App」(アプリをアップグレード)のボタンを押します。 もしくは、複数のアプリを一度に選択してアップデートするには「Select QuickUpdate Apps」(アプリのクィックアップデートを選択)のボタンを押してください。 ほとんどのアプリには問題はありませんが、一部のアプリは管理者パスワードを入力が必要となる場合があります。それ以外は、全体のプロセスはスムーズです。 Update(更新)ではなくUpgrade(アップグレード)と表示されているアプリがあるのは、Upgrade(アップグレード)はメジャーバージョンのアップグレードで、新たにライセンス購入が必要となる場合があるからです。 21.87ドルのMacUpdaterのPro版では、アプリを自動アップデートするスケジュール設定も可能ですが、アップデート前にアプリを確認することをおすすめします。 私のお気に入りのアプリの中には、たとえばCalibreのように、新しいバージョンを手動でダウンロードしてインストールしなければならないものもあります。 MacUpdaterなら、そのプロセスをワンクリックで行なうことができます。これで多くの時間が節約されました。