銚子漁港、水揚げ量日本一奪還ならず 2年連続2位、1位は釧路
千葉県銚子市は、銚子漁港の2024年の年間水揚げ量は釧路(北海道)に届かず、2年連続で2位となる見通しを発表した。 市水産課によると、24年11月末までの水揚げ量は1位の釧路の17万998トンに対し、2位の銚子は12万1736トン、3位の境港(鳥取)は11万7604トンにとどまった。銚子は12月に入ってマイワシが好調で25日までに14万1065トンまで伸ばしているが釧路には及ばないと判断した。 主要魚のうち、マイワシは前年比約2割減の11万5275トン(24年12月23日現在)。サバが6割減の7542トン(同)。サンマは55トン(同)となっている。銚子漁港は11~22年まで、12年連続で水揚げ量日本一を誇っていた。【近藤卓資】