【MLB】パドレス延長サヨナラ勝ち 守護神が痛恨の被弾も意地の勝利 Wソックスは今季最多タイの借金82に
【ホワイトソックス2-3xパドレス】延長10回@ペトコ・パーク
日本時間9月21日、パドレスは本拠地ペトコ・パークでのホワイトソックス3連戦がスタート。その初戦はギャレット・クローシェをはじめとするホワイトソックス投手陣をなかなか攻略できなかったが、延長戦の末に3対2でサヨナラ勝ちを収めた。パドレス先発のジョー・マスグローブは6回4安打無失点の好投を見せ、5番手のエイドリアン・モレホンが3勝目(2敗)をマーク。ホワイトソックスは今季118敗目で今季最多タイの借金82となり、7番手のジャスティン・アンダーソンがサヨナラ打を浴びて2敗目(1勝)を喫した。 【動画】パドレスのフェルナンド・タティスJr.がサヨナラのタイムリー二塁打を放つ パドレスはホワイトソックス先発のクローシェの前に4イニングで8つの三振を喫するなど、5回まで無得点。しかし、6回裏二死から連打と盗塁で2・3塁のチャンスとし、新人王候補のジャクソン・メリルがタイムリー二塁打を放って2点を先制した。その後、追加点を奪うことはできなかったが、先発のマスグローブが6イニングを無失点に抑えたあと、ジェイソン・アダム、タナー・スコットとつないでホワイトソックス打線をシャットアウト。ところが、守護神ロベルト・スアレスが9回表二死2塁からレニン・ソーサに6号2ランを浴び、土壇場で同点に追いつかれた。試合は延長戦となり、パドレスは10回裏先頭のフェルナンド・タティスJr.がチームを救うサヨナラのタイムリー二塁打。3対2で3連戦の初戦を制した。 なお、緊迫した接戦のなかで、パドレスの松井裕樹は今日も登板機会がなかった。スアレス(今日が62試合目の登板)に次いでチームで2番目に多い61試合に登板している松井だが、日本時間9月8日のジャイアンツ戦で登板したのが最後。今日の試合を含め、これで10試合連続登板なしとなった。なかなか松井が投げるような展開にならないのも事実だが、調整登板の機会すら与えられないのは気になるところ。進出が濃厚なプレーオフのロースター入りに向けて、少し心配な状況だ。