去就騒がれるFWマルムシュは来夏のリヴァプール移籍が濃厚? 同胞サラーの存在も大きく影響か 「彼はサラーの後継者になることを熱望している」
今季16試合で14G10A
現在フランクフルトでプレイするエジプト代表FWオマル・マルムシュ(25)にはビッグクラブが目を光らせており、去就が注目されている。 昨シーズンよりフランクフルトでプレイするマルムシュは加入1年目となる23-24シーズン公式戦41試合で17ゴール6アシストをマークすると、今シーズンはここまで公式戦16試合で14ゴール10アシストと大暴れ。 来夏ビッグクラブによる争奪戦も予想されている中、独『SportBild』の記者であるクリスティアン・ファルク氏によると、マルムシュはリヴァプール入りを望んでおり、それには同胞サラーの影響もあるようだ。 「バイエルン・ミュンヘンはオマル・マルムシュを候補リストに載せている。これは事実だ。しかし、彼らのシステムに完璧にフィットするわけではない。バイエルンのリストには多くのストライカーが含まれている。マルムシュとリヴァプールには大きなつながりがあることを忘れてはならない」 「特にモハメド・サラーがいるため、選手にとってアンフィールドへの移籍は大きな夢となるだろう。同胞のサラーがクラブを去った場合、彼はサラーの後継者になることを熱望している。母国にとってそれは大きな意味を持つだろう」 「2025年の移籍について、すでにレッズとの最初の話し合いが行われている。他のイングランドのクラブも獲得に乗り出しているが、マルムシュは夏まではフランクフルトに残留したいと考えている。その後は移籍の可能性がある」(英『CAUGHTOFFSIDE』より) 同氏はバイエルンなど他のクラブも同選手の獲得に興味を持っていることを伝えているが、リヴァプールとのつながりはサラーがいることによってより強いものになっているという。 ジャーナリストのマルセル・ライフ氏もマルムシュは「おそらく来夏にリヴァプールに移籍するだろう」と主張しており、現段階ではリヴァプールへの移籍が濃厚視されている。 サラーの現行契約は今季限りとなっており、リヴァプールと契約延長の交渉をしているという話しもあるが、将来的なことを考えれば後釜は必須だ。マルムシュはリヴァプールにとっても理想的な後任候補となるが、今後の去就に注目だ。
構成/ザ・ワールド編集部