【エリザベス女王杯】レガレイラ C・ルメール騎手「いい結果を出せると思います」一問一答
エリザベス女王杯(京都、GI、芝・外2200メートル)を11月10日に控え、レガレイラに騎乗するC・ルメール騎手が6日、共同会見に臨んだ。 ――秋初戦のローズSは5着 「(日本ダービー5着以来の)休み明けで、馬体重もプラス10キロ。まだトップコンディションではなかったと思います。さらに、枠も⑮番でしたね。中京でちょっと厳しかったです。いつも通り、レガレイラのスタートもちょっと遅かった。(ポジションが)後ろのほうになって、そこから冷静に走ってくれて最後はいい脚を使ってくれたけど、間に合わなかったです。ラスト200メートルは速かったし、5着でもいい競馬はしてくれました」 ――春と比べて 「パワーアップしましたね。ダービーは返し馬でちょっと硬かったけど、ローズSは完璧な返し馬でした。自信はありましたけど、中京競馬場はあまり合わなかったですね」 ――これからもっと良くなってほしい部分は? 「彼女のウイークポイントはスタートです。いつも1歩目、2歩目はちょっと遅いから、いいポジションを取れないですね。でも、最後はいい脚を使えますから、ホープフルSを勝ったときも、直線でよく動いていました」 ――改めてセールスポイントは? 「最後の直線で、いい瞬発力があります。最後はすごく加速します。残念ながらダービーは超遅いペースで、前走も後ろから間に合わなかったけど、能力は絶対あります」 ――京都は初めてになるが、コース適性は 「中山競馬場は右回りでもGⅠを勝っています。京都は向こう正面も最後の直線も長いし、レガレイラにとって、ちょうどいい競馬場です」 ――レースプランは 「GⅠで、いつものようにスタートが大事ですね。今回、いいスタートだったら、ミドルポジションからいい競馬をしたいですね。スムーズな競馬ができれば、最後は走れると思います」 ――ルメール騎手はエリザベス女王杯を2008年リトルアマポーラ、20年ラッキーライラック、23年ブレイディヴーグで3勝。勝つポイントは 「一番強い馬が必要ですね(笑)。レガレイラのとてもポテンシャルは高いです。ブレイディヴェーグと同じくらい」