自由民主党新体制が始動!党三役の経歴まとめ
9月28日に自由民主党の新総裁に選出された石破茂氏は9月30日、幹事長や政調会長などの役員人事を固め、新体制のスタートを切りました。この記事では、自民党の新幹部の経歴や政策を紹介します。
幹事長の森山氏は鹿児島市議、参院議員を経て、現在衆院7期目
新幹事長の森山裕(もりやま・ひろし)衆院議員は、1945年生まれ、鹿児島県出身です。鹿児島4区選出で、現在衆議院7期目です。鹿児島市議会議員を7期務め、1998~2004年まで参院議員(鹿児島選挙区選出)を務めた後、2004年衆院補選(鹿児島5区)で当選して以降7回連続当選しています。 これまで農林水産大臣や財務副大臣を務めました。党の要職として政調会長、総務会長、選挙対策委員長、国対委員長などを歴任しました。
政調会長の小野寺氏は8期目で、防衛相などを歴任
新たな政調会長の小野寺五典(おのでら・いつのり)氏は1960年生まれ、宮城県気仙沼市出身です。現在8期で、宮城6区選出です。 東京水産大学水産学部海洋環境工学科卒、東京大学大学院法学部政治学研究科卒業後、宮城県職員、松下政経塾、東北福祉大学助教授を経て、1997年衆院補欠選挙で初当選を果たしました。 防衛大臣や外務副大臣、党政調会長代理などを務めました。
鈴木総務会長は岩手2区選出、現在10期目
新たな総務会長の鈴木俊一(すずき・しゅんいち)衆院議員は1953年生まれ、岩手県出身です。 早稲田大学教育学部卒業後、1990年衆院選に初当選。現在10期目で、岩手2区選出です。これまで財務・金融担当大臣、東京オリンピック・パラリンピック競技大会担当大臣、環境大臣、外務副大臣、党総務会長などの要職を務めました。