Google Pixel 9 Pro、1ヶ月半レビュー。スマホで写真を撮る人に選んでほしい
小さめの手にもしっかりと握れる
持った時のサイズ感もよし。 旧機種のPixel 7 ProやPixel 8 Proと比べると高さ・幅・厚さすべてがサイズダウンして、手に収まりやすくなりました。また、ベゼルの幅が薄く均一になったことも持ちやすさを向上させていると感じます。
仕事がはかどる機能がたくさん
Google Pixel 9 Proは仕事用スマホとしてめちゃくちゃ優秀です。Gmailを軸とした一連のGoogleプロダクトをすべてスマホの中に入れて、常に持ち歩けるという安心感たるや…! インターネットアクセスさえあれば外出中にメールしたり、DMなどで予定調整したり、文書や画像を共有したり、常に仕事が降ってきたら即座に打ち返せる状態にいられるのってすばらしい。しかも、最新SoCを搭載したPixel 9 Proがそのすべての動作においてキビキビと働いてくれるという信頼感もあります。 Google社謹製のレコーダーアプリも欠かせません。日本語での文字起こしもかなり高いのですが、英語だとさらに素晴らしい精度を発揮します。ほぼ手直しがいらないレベルです。
なんでも撮れる背面カメラ
無印Pixel 9ではなく、ふんぱつしてPixel 9 Proを購入した最大の理由はカメラでした。 Google Pixel 9 Proはシリーズ最高品質のトリプル背面カメラを搭載しています。50メガピクセルのメインカメラと、48メガピクセルのウルトラワイドカメラはGoogle Pixel 9 と同じなのですが、その上に48メガピクセルの望遠カメラも搭載しています。AIによる「超解像ズーム」を利用すれば、最大で 30 倍での撮影も可能。野鳥や満月もブレずに撮影できます。 夜景撮影もきれいです。上の写真は「アクションパン」という長時間露光を用いた設定で撮影。 「アクションパン」以外にも、AI仕掛けのカメラ機能が多彩なところもPixel 9 Proの強みです。たとえばAIを活用した「ズームエンハンス」機能は、写真の一部を拡大したりトリミングしたりしても高い解像度を保てます。 AI が明るさや手ぶれ、ノイズなどを自動補正してくれる「動画ブースト機能」もついているので、運動会でのお子さんの勇姿、または愛犬がはしゃぐ様子なども余すことなくムービーに収めることができます。もはやハンディカムはいらないレベルですね。 AIの力を借りずに撮影したい場合は、マニュアル操作ができる「プロ設定」でシャッタースピードや ISO感度を自由に調整できるのもメリットです。