【ヤンキース2－3マリナーズ】＠T－モバイル・パーク

6回途中2失点で8勝目を挙げたマリナーズのローガン・ギルバート（MLB Advanced Media）

　日本時間9月20日、マリナーズは本拠地T－モバイル・パークでのヤンキース3連戦の最終戦を迎え、救援陣が無安打リレーで1点のリードを死守して3対2で勝利。3連戦のスイープ負けを回避し、逆転でのプレーオフ進出に望みをつないだ。マリナーズ先発のローガン・ギルバートは6回途中6安打2失点で8勝目（11敗）を挙げ、5番手のアンドレス・ムニョスが22セーブ目を記録。ヤンキース先発のクラーク・シュミットは5回6安打3失点（自責点1）で4敗目（5勝）を喫した。 【動画】マリナーズのローガン・ギルバートが9つの三振を奪う 　マリナーズは初回に一死満塁の大チャンスを迎え、ジャスティン・ターナーとホルヘ・ポランコの連続犠飛、J・P・クロフォードのタイムリーで3点を先制。3回表にジャズ・チザムJr.の23号2ランで1点差に詰め寄られ、2回以降は全く追加点を奪えなかった。しかし、先発のギルバートが6回途中6安打2失点の力投を見せると、JT・シャグワ、トロイ・テイラー、トレント・ソーントン、ムニョスと4人のリリーバーが無安打リレーを展開。ムニョスは圧巻の三者三振で試合を締めくくった。 　ワイルドカード争いで3位のツインズがガーディアンズに敗れたため、ワイルドカード争いは80勝73敗でツインズとタイガースが3位に並ぶ状況に。マリナーズはこの2チームから2ゲーム差となっている。残り9試合という状況を考えると、2ゲーム差をひっくり返すのは決して簡単ではないが、残り試合の対戦相手であるレンジャーズ、アストロズ、アスレチックスにはいずれも今季直接対決で勝ち越している。ツインズとタイガースには負け越しており、ワイルドカードを獲得するには両軍を抜く必要があるため、同地区球団との対戦が続く残り9試合でできるだけ多くの白星を手にしたいところだ。