斎藤元彦氏に敗北の稲村和美氏「ちょっと判断が付かない」22市長応援がプラスかマイナスか…
知事失職に伴う兵庫県知事選は17日投開票の結果、無所属の前職斎藤元彦氏(47)が、元尼崎市長稲村和美氏(52)ら無所属6新人を破り再選を確実にした。稲村氏は選挙事務所で会見し、敗北を認めた。 【写真】苦々しい顔で頭を下げお詫びする稲村和美氏 その後、ニコニコニュースの選挙特番にリモート出演した。稲村氏は選挙戦中、県内29市長による市長会の有志22人から支援を表明される異例の展開となったことについて「プラスに働いたか、マイナスに働いたか」と聞かれると「そこはちょっと私には判断が付かないところがあります」と答えた。 稲村氏は「ただ正直、ネットの中で組み立てられていくストーリーと、もともと私は今回の問題は行政運営と言いますか、行政組織のガバナンスの問題に端を発しているという風に思っているんですけれども、その点についての議論が深まらないまま、選挙戦が進んでいったという感じがしていまして」とコメント。「首長さんたちはリアルにそこに身を置いていらっしゃる立場なので、そこからの一定の危機感から、ああいう表明をされたのかな、と受け止めました」とした。