【老化の始まりは目元から】アラ還・君島十和子さんがまぶたのたるみや小ジワ対策のためにしていること
手軽にできる、目元を強める対策
「年齢を重ねたことで、まぶたが開きにくくなったり、重くなってきたというお悩みをよく聞きます。まず、開きにくい場合。これは加齢だけでなく、頭のコリが関係していることが多いですね。ほぐすと目の開きが良くなることが多いので、セルフケアでしたら頭皮や耳周りのマッサージを、時間があるときにヘッドスパを試してみるといいでしょう。 また、手軽に取り入れられるのがフレームが太めの伊達メガネ。肌の色とのコントラストでインパクトが出せる黒や、血色感がプラスできる赤がおすすめです。肌の色やその方の雰囲気によって似合う色は変わってくるので、いろいろ試してみてくださいね」
「まぶたのたるみによって重さが気になるときには、アイプチなどの二重のりが活躍します。私はシャドウを塗り終わった後に、全体ではなく、目尻にだけに使うことが多いですね。まぶたって外側から重くなるので、目尻側がおすすめなのです。失敗しない1番のコツは、二重のりのグルーが乾くまで絶対に目を開けないことと塗りすぎないこと。30秒~1分は目を閉じたままにして待ちましょう。また、マットなシールタイプが初心者さんにはおすすめですよ。 また、私にとってなくてはならないのがカラコン! これがないと生きていけない(笑)。アイメイクを頑張らなくてもとにかく盛れる。最近は大人にも似合うさりげないタイプも多いので、着色直径の大きすぎないものからトライしてみてはいかがでしょう」
目元のために知っておきたいNG行動
「意外と知られていないのが、度数が合ってないコンタクトやメガネの弊害。よく見えなくて目をしかめることでシワやたるみを加速させる恐れがあります。PCやスマホのブルーライトを心配する方が多いですが、ブルーライトそのものの害よりも、より注意しなければならないのはジッと画面を見ることで瞬きの回数が減ってしまうことや眼輪筋の衰え。1日に何回か眼輪筋のストレッチをすることで対策できます。立って行うとめまいを起こしたりする場合があるので必ず椅子などに座るか横になった状態で、限界まで右を見て、左を見て、上を見て、下を見ます。このとき、おでこや顔を動かさずに視線だけで行うのが大切です。 また、メイクオフにも工夫を。ゴシゴシこすったり、刺激を与えるのも、アイメイクがオフしきれないのもNG。するっと確実に、かつ優しく落とせるポイントメイク専用のクレンジングを使いましょう。また、アイラインはとくにデリケートな部分に使うものなので、目まわりが敏感な方は、石鹸オフができるものや低刺激タイプを選ぶのも手です」