【おじさんぽく見えない大人のポロシャツ】「ジャーナルスタンダード×フレッドペリー」はフットボールカラーの50年代スタイル!
現行品ではない「M1」とは? 大人男子に支持される「JOURNAL STANDARD(ジャーナルスタンダード)」が、ブリティッシュトラッドブランドの「FRED PERRY(フレッドペリー)」に別注ポロシャツをオーダー。汗止めガゼットが付くフットボールカラーのポロシャツが6月17日(月)に発売された。 【写真】おじさんぽく見えない|「ジャーナルスタンダード×フレッドペリー」のポロシャツのカラーバリエーションをもっと見る
変化球のデザインベースが面白い。今回の別注で「ジャーナルスタンダード」が注目したアーカイブは、1952年に「フレッドペリー」を創設したフレデリック・ジョン・ペリーが初めてデザインを手掛けた記念碑的ポロシャツである「M1」。 50年代に活躍していた英国のテニスプレーヤーに支給された「M1」は、襟元にボタンが付かず、代わりに逆三角形の汗止めガゼットが付くフットボールカラーのデザイン。サッカーのイメージが強いためか、現在はインラインで展開されていない。
サイズとカラーの変更点は?
ファッションとしての活用を意図した最も大きな変更点はサイジングだ。ヴィンテージライクな縦長のジャストフィットを改良したオリジナルのグレーディングで、肩幅や身幅に適度なゆとりを持たせた3サイズ、ジャスト(M)・リラックス(L)・ルーズ(XL)に落とし込んだ。 また、袖の編み立てリブはロック縫製に変更され、五分袖にアレンジされている。 生地の表情はまるでデッドストックのよう。 新品ならではの硬さと光沢をもたらすシルケット加工を施さず、思い切った製品洗いを施して柔らかなタッチと経年変化の風合いを提案。半世紀の後にブラックの染料が抜けたような「ダークグレー」、1950年代のホワイトが黄変した色味から着想した「アイボリー」、街着として新たに加えられた「ダークネイビー」の3色が揃う。 コットン100%の日本製。ユニークなガゼット仕様は踏襲しつつ、リュクスな素材使いと時代にフィットするサイズバランスに「ジャーナルスタンダード」の本気が感じ取れる大人のポロシャツだ。
M1からM12までの系譜
ちなみに「フレッドペリー」で最も有名なポロシャツは、襟と袖にティップライン(2本ライン)が施された「M12」であり、これは文字通り12番目にデザインされたモデルになる。 まさに、70年もの時を経て現代によみがえった最初期モデルのポロシャツ「M1」。ブリティッシュトラッドの源泉に敬意を払いつつ、文化系スポーツ男子ならではの着こなしで料理しよう。