マルケスとSHOEIのコラボ新シリーズ! GT-Air3「MM93 COLLECTION GRIP」登場
SHOEIより、GT-Air3の新たなグラフィックモデル「MM93 COLLECTION GRIP」が発表された。MotoGPライダーのマルク・マルケスとのコラボレーション新商品となり、発売時期は2024年8月頃を予定。価格はソリッドモデルから1万6500円アップの8万4700円(税込)となる。 【画像】GT-Air3 MM93 COLLECTION GRIPをギャラリーで見る(7枚) 文/Webikeプラス 編集部
マルケスの走りを映し出したプレミアムツーリングヘルメット
これまでにもGT-Air2やZ-8などにも採用されてきた「MM93 COLLECTION」シリーズ。いわずと知れたマルケスとのコラボ品であり、必ずゼッケン番号である“93”のグラフィックが浮かんでいるのが特徴だ。 シルバーをベースとしたカラーリングはシャープなイメージを演出しており、不規則に走る“赤いライン”がまるでマルケスの走りを表現しているよう。 さらにリアのレッドに塗りつぶされた一部により、“赤”のイメージが強いマルケスを意識させる。あえて規則性の無いグラフィックだが、高級感の漂うツヤ消し加工に包まれているおかげで、まとまりのあるデザインを実現した。
より高度に研ぎ澄まされたツーリングフルフェイスGT-Air3
SHOEI「GT-Air3」は、従来モデルGT-Air2のデザイン・ベンチレーション・シールドシステムなど各部を一新し、より高い品質と性能を発揮。空力性能や換気効率が見直され、従来型から大きく昇華された快適性能が体感できる。 ヘルメットの空力性能に貢献するサイドパーツにより、スポーティな外観にも寄与。従来モデルとの空力性能を比較すると、上方へ浮き上がろうとするLiftが11%、前方から押し付けられるDragが6.5%とそれぞれ低減された。※SHOEIの大型風洞設備での参考数値。 ベンチレーションシステムは、新設計されたベースパーツやリブ、シャッターの形状により効率的に走行風をヘルメット内へ導入。従来モデルに比べ前方にアウトレットホールを配置することで排気効率の向上も実現させた。 チンガードに装着されたエアインテークには、虫などの侵入を防ぐ脱着式デフロスターフィルターを装備。同梱のブレスガードKを装着することでシールドの曇りを防ぐと同時に、走行風の一部を取り入れることでヘルメット内の息苦しさ低減に一役買っている。 GT-Air3ではバイク用インカムの専用設計も充実。SENA製のSRL3、サイン・ハウス製B+COM SX1の専用装着機構「SHOEI COMLINK」対応モデルとなっている。よりコンパクトにインカムが装着可能なため、ヘルメットのデザインを損なわないことはもちろん、シート下などに収納しやすい点も大きな魅力だ。