お好み焼きは必ず「白ご飯」と食べるという関西出身の夫。炭水化物の「過剰摂取」にならないのでしょうか?
白ご飯の代わりにできるものは?
お好み焼きを食べる際、お米がどうしても食べたいときは、白ご飯の量を減らすか、白米ではなく玄米への変更も検討してみましょう。農林水産省によると、玄米は機能性米のひとつで、あえてぬかや胚芽を残しているため、食物繊維やミネラルを豊富に含んでいることが特徴です。雑穀米にすれば、玄米の栄養素に加えて生活習慣病の予防効果が期待できるポリフェノールも摂取できます。 玄米が苦手な方だと「胚芽精米」を代替えする方法もよいでしょう。胚芽精米とは、ぬかを取り除いているため玄米よりも食べやすいとされるお米です。精米技術により胚芽部分は80%以上残るため、胚芽部分に含まれる豊富な栄養素はそのまま摂取できます。 さらに、カロリーをおさえたご飯にしたいなら、食物繊維やたんぱく質が含まれているオートミールもおすすめです。オートミールをご飯のようにした製品も発売されており、電子レンジであたためるだけで手軽に食べられます。
血糖値が気になる場合は代替品の使用も検討する
関西のお好み焼き屋では、お好み焼き定食が売られていることもあり、お好み焼きをおかずとしてご飯を食べるケースは少なくありません。アンケート調査でも、関東では、お好み焼きとご飯を一緒に食べないと答えた方が64.3%であったのに対し、関西では42.3%と、半数以上の方はお好み焼きとご飯の組み合わせを「あり」としていました。ただし、費用面で見ると、やはり定食よりも単品の方が安いため、費用をおさえたい場合は単品で頼んだ方がよいでしょう。 お好み焼きは、食物繊維やビタミンが豊富なキャベツ、たんぱく質が豊富なタマゴと豚肉など、栄養素をまとめて摂取できる料理のひとつです。しかし、小麦粉も使われているため、ご飯を一緒に食べると血糖値を気にしている方にとっては、炭水化物のとりすぎになってしまうケースもあるでしょう。 ご飯の代わりに、機能性米やオートミールを代替品にすると、栄養素をより多く摂取したり、炭水化物の摂取量を減らしたりできます。 出典 株式会社リクルート 「白米と一緒に食べるのはあり?なし?」についてのアンケート調査(PR TIMES) 農林水産省 お米を丸ごと味わう「機能性米」のススメ 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部