EURO観戦からの仕事ズル休みが続出!? 専門家がサッカー狂の労働者たちに警告
最悪、解雇される恐れも
欧州中が注目するEURO2024。サッカーの本場である欧州ではやはりサポーターの熱量も高く、満員の観客が選手の後押しをするだろう。 スタジアムに足を運べないファンも当然試合中継で自国を応援することになるのだろうが、英『THE Sun』は法律の専門家がイングランド代表のサポーターに、ある警告をしていると報じている。 それは、試合が開催された翌日の「仕事のズル休み」についてだ。イングランドは初戦で58年ぶりのタイトル獲得を目指してセルビア代表と戦うが、この試合は日曜日に行われる。多くのスリーライオンズファンはパブで試合を観戦すると思われるが、翌日の月曜日に二日酔いのままベッドから出られないファンが続出すると予想されているのだ。 同紙によれば、リチャード・ネルソン法律事務所の雇用法部門責任者ジェーン・ハリソン氏は次のように述べている。 「従業員が病欠したが、それが二日酔いの回復などといった正当ではない理由で行われたと雇用主が考える場合、雇用主はその件を調査し、欠勤に対して懲戒処分をとる可能性があります」 「日曜の夜に楽しみたい人は、翌週の月曜に年次休暇をとって、仕事に出勤できない、または最悪の場合解雇される事態となることを避けることをおすすめします」 サッカー文化、パブ文化ともに筋金入りのイングランドでは、こうした事態が起こるのだという。EURO2020でもハリー・ケインのゴールを祝っていたところをテレビ中継で上司に目撃され、会社員が解雇されたということがあったようだ。 熱狂とともに開幕したEURO2024。しかし、サッカーに熱狂するあまり仕事を失うことにならないよう、くれぐれも気をつけていただきたいものだ。
構成/ザ・ワールド編集部