【桜花賞】クイーンズウォークのみ全項目クリア 福永助手「状態を少しでも上げていけるように」
「桜花賞・G1」(4月7日、阪神) うま屋が誇るデータ班が今週の重賞レースを徹底分析。果たして、導き出された馬は? ▼傾向(過去10年) 牝馬クラシック第1弾。勝ち馬には過去10年だけでも18年アーモンドアイ(G19勝)、19年グランアレグリア(同6勝)、20年デアリングタクト(同3勝)、23年リバティアイランド(同4勝)と歴史的名牝が名を連ねている。 ▼人気 1番人気〈2・3・1・4〉 2番人気〈4・2・0・4〉 3番人気〈1・2・2・5〉 4番人気〈0・0・0・10〉 5番人気〈1・0・2・7〉 1番人気の信頼度はひと息。15年こそ3連単は23万円オーバーとなったが、比較的平穏に収まっている。 ▼ステップ チューリッ〈3・8・6・30〉 阪神JF〈2・2・0・5〉 フィリーズ〈1・0・2・43〉 クイーンC〈1・0・1・18〉 朝日杯FS〈1・0・0・1〉 シンザン記〈1・0・0・2〉 エルフィン〈1・0・0・2〉 フェアリー〈0・0・1・4〉 フラワーC〈0・0・0・9〉 アネモネS〈0・0・0・22〉 勝ち馬9頭が芝1600メートルのオープン競走か重賞から参戦。ただし、馬券圏内ゼロの東のトライアル・アネモネS組は除外。 ▼前走内容 勝ち馬全頭が3着以内。同じく全頭が3番人気以内に支持されていた。 ▼所属 栗 東〈7・9・5・94〉 美 浦〈3・1・5・54〉 栗東所属馬が優勢。 ▼キャリア 勝ち馬8頭がキャリア3~5戦だった。 ▼実績 勝ち馬8頭が芝1600メートル重賞で連対経験があった。 ▼決め手 逃 げ〈1・0・1・8〉 先 行〈3・4・2・30〉 差 し〈2・3・7・67〉 追 込〈4・3・0・43〉 勝ち馬9頭が前走の4角を6番手以内で通過するか、最速上がりをマークしていた。 ▼注目馬 全項目をクリアしたのはクイーンズウォークのみ。昨年覇者リバティアイランドに続く中内田厩舎&川田タッグから目が離せない。 福永助手「前走はジョッキーの上手な騎乗もあって着差はわずかでも完勝だったように思います。1週前追い切りを予定通りに行えて、もう一段階体調は上向いてくるとみています。状態を少しでも上げていけるよう調整していきたい」 〈1週前診断〉栗東CWで6F84秒5-11秒5(馬なり)。ロードプレジール(6歳3勝クラス)を追走する形から最後は首差遅れたが、大きなフォームで柔軟性があり、まだまだ余力も残っていた。いい雰囲気で本番に臨めそうだ。