【ヤクルト】9回に同点に追いつかれるもオスナの“サヨナラ犠牲フライ”で勝利 中日との接戦を制し2連勝
◇プロ野球セ・リーグ ヤクルト5x-4中日(12日、神宮球場) ヤクルトは中日と点を取り合う展開になりましたが、接戦を制しサヨナラ勝ちで勝利を収めました。 【画像】試合前に選手にアドバイスをする高津臣吾監督 ヤクルトは初回、中日・梅津晃大投手の制球の乱れから押し出しの先制点を奪うと、2回にはサンタナ選手の2点タイムリーで3-0とさらにリードを広げます。 自身2か月ぶりの勝利を目指す先発の小川泰弘投手は4回、先頭の岡林勇希選手にライトへ3ベースヒットを打たれピンチを招くと、カリステ選手にタイムリーを浴び1点を返されます。さらに石川昂弥選手、村松開人選手にも連続でタイムリーを打たれ、同点に追いつかれてしまいます。しかし直後、サンタナ選手の今季12号ソロホームランで勝ち越しに成功。5回は三者凡退で抑えた小川投手は、5回1/3(77球)を投げ、被安打6、3奪三振、3失点の投球内容でマウンドを降ります。 その後、得点が入らない両チームでしたが、9回、5番手で登板した小澤怜史投手が4番・細川成也選手に一発を浴び再び同点に追いつかれてしまいます。しかしヤクルト打線は止まりません。同点に追いつかれた直後の攻撃、先頭の長岡秀樹選手がレフト線への2ベースヒットで出塁すると代打・西川遥輝選手がバント。この打球をファーストを守っていた石川選手がフィルダースチョイス、ヤクルトはチャンスを広げます。 続く村上宗隆選手は申告敬遠とされ、ノーアウト満塁とサヨナラのチャンスでオスナ選手が打席に立ちます。すると松山晋也投手の2球目ストレートをセンターへフライをあげると、3塁ランナーの長岡選手がタッチアップ。ホームへのヘッドスライディングで生還しヤクルトはサヨナラ勝ちを収めました。